曲がってしまったマウントベースの応急処置

曲がってしまったスコープマウント
新しいマウントが届くまでの応急処置

先日のアクシデントでレールに噛ませる爪の部分が、むしれるように破損してしまったスコープのマウントベース。射撃場で確認すると、接眼レンズ側のリングが前方のリングより下がっている、つまりそのままスコープを載せると、上向いてしまう方向に曲がっていることが判明。そのためエレベーションダイアルで調整できる範囲を超えて、スコープが上向いてしまうので、応急処置。

「BKL-254H」とシャープ純正スコープ
よく見ると接眼レンズ側(左)のマウントリングが下がっているように感じる。スコープとの隙間が大きく見えるのは後述の応急処置が原因。

前方のリングをしっかりと締め直し、後方のリングを緩めて少しスコープが上下に動くようにする。接眼レンズ側を下から持ち上げるようにしてスコープとリングの間に隙間を作り、スコープとマウントリングの間に紙切れを挟み、強制的にスコープが下を向くようにしてみた。

見た目はかなり不安だが、無事に50mでゼロイン成功。ずっと使い続けることはできないが、着弾はまとまっているので、とりあえず残りの猟期はなんとかなりそう。とはいえ信頼できないので早急に同じ商品を手に入れたい。とはいえ国内で取り扱っているお店がなさそうなので、猟期が終わったらダメ元で逆方向に曲げ直してみる予定。

Text by pushman

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