双眼鏡用のハーネスを自作
素早く使えて邪魔にならない

新しく購入した双眼鏡は概ね満足。視界が明るく広くなったおかげで、判別しやすくなり暗がりにいるカモを見落とすことはなくなった(今の所は)。重さに関しては「軽くはないけど重たくもない」という印象で我慢できる。不満なのは大きさ。今までは上着のポケットに入れていたが、流石に入らない。ボディバッグのようなものに入れることも考えたが、猟場ではちょっとしたことで「あれはなに?」と確認したくなることは多いので、大きい双眼鏡はどこに入れても「さっと取り出す」という感じにはならない。首からかければ問題解決だが、ぶらぶらするのが大変鬱陶しいし、邪魔になる。自転車を漕いでる時に気をとられると危ない。
しかしいくら安物とはいえ、買い換えするほど使い込んではいないので、ネットの情報を参考に大好きな工夫で対策することにした。

必要なのは『山賊ダイアリー』でも大活躍していたパラコード。キーホルダーなどについている金属製の輪っか2つ。これは双眼鏡の本体にパラコードを通してスムーズに動くようなら不要。コードストッパーがあれば長さを調節できるようになって便利。

作り方はこの動画がわかりやすい。

長さの調節が不要であればこれで完成。パラコードの長さは普通にぶら下げた時に必要だと思う長さの2倍程度で十分。
長さ調節が必要な場合は、最初に作った結び目部分にコードストッパーを使用。

双眼鏡用ハーネス - 長さ調整仕様
結び目にコードストッパーを使用した場合。長さ調整が不要でもこうしておくと固定する長さを決めやすいのでおすすめ。
双眼鏡用ハーネス - 長さ調整仕様
こうすると装着時にキュッと締まる。最後の結び目との距離が長くなると不安定になるので、その場合は結び目の手前にもコードストッパーを使用する。ただ、そうするとちょっと使いにくくなる。

長さを調節できるような結び目にしておけば、コードストッパーも不要かもしれない。というか、そもそもちゃんと長さを決めておいた方が余分なものが要らないし、使い心地も良いはず。

双眼鏡とハーネス

これだけで身体から離れなくなるので、自転車を漕いでいても気にならない。歩いても走っても大きく揺れないので、狩猟の時だけではなく、何かを首からぶら下げて活動的なことをする時にも有効だと思う。この工夫はかけた労力に対して見返りが大きいので、大変おすすめ。

Youriad パラコード 9芯/7芯/5芯 30m(3mm〜4mm)

お手頃価格で使い勝手も良い。ハーネスの他にも編み込んでスリングにしたり、クーラーバッグを荷台に固定するために使用している。

購入時の価格 ¥799

参考サイト

簡単&安価な双眼鏡ハーネスを作ってみました

What’s so bad about feeling good?

Update:

Text by pushman

  • Instagram
  • YouTube
  • ANGLERS