フロム・ダスク・ティル・ドーン
好きなことだらけで作られた物語

久しぶりに見ました。いや、やっぱり最高ですね、この物語。タランティーノとロバート・ロドリゲスが自分たちの好きな事だけやってる映画。「逃亡劇だけじゃさみしいからホラーもやるか」ってな感じで完成させたんでしょうか。

学生の頃に友達の下宿に持ち込み数人で観ていたのですが、エンドロールが終わってから、「FBIはどうなったの?」と聞かれました。気持ちはわかります。当然の質問ですね。突拍子もない事をそのまま受け入れられない人にとっては、ものすごく腑に落ちないと思います。

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』チラシ

警察もアホだし、吸血鬼もバカ力だけはありますがアホであんまり強くない。見所を聞かれても答えられないのですが、ただただかっこいいんだよと。ジョージ・クルーニーはかっこいしい、映像もかっこいいし、音楽もかっこいい。最終決戦の武器もショットガン十字架、聖水入りコンドームなど、まあ罰当たりでかっこいい。

能天気に笑い飛ばして、「好きな事追及するのって悪くねぇよなぁ」という気分になり、むやみに元気づけられる良き物語だと思います。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

What’s so bad about feeling good?

Update:

Text by pushman

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