ギリーケトル
アウトドアグッズであり防災グッズ

朝から釣りをして、自然の中で川の音を聴きながら食べるカップラーメンは、うまい。普段の生活で食べるカップラーメンとは別物だ。
そして、カップラメーンに必要なお湯を外で沸かすのは、それだけで楽しい。
ギリーケトルはお湯を沸かすことをさらに楽しくしてくれる、そんな道具の一つだ。

ギリーケトル
五徳を使えば火が出ているところで調理することも可能。空焚きは厳禁なので、同時に調理する場合は水を補充しながら使うことになる。

ギリーケトル一番の特徴は、ガスボンベが不要ということ。燃えるものがあれば、お湯を沸かせる。松ぼっくりなら3つほど、牛乳パックなら3パック分もあれば1リットルのお湯を沸かすことができる。

僕が購入したのは1.0Lのサイズ。アウトドアグッズを持っていなかったので、クッカーや五徳、調理台も付いたフルセットを選んだ。
ずっと持ち歩くには大きいけれど、車に積んでおいてご飯の時だけ川辺に運んで使っている。

ガスコンロの方がコンパクトで便利だけど、「燃えるものさえあればお湯を沸かせる」という特徴が、僕の物欲を刺激した。刺激された物欲を満たすために、なにか実際的に役立つと思える確信が欲しかった。
それは簡単に見つかった。

ギリーケトルは、防災グッズになる。

もちろんそんな状況を望んではいないけれど、なんらかの事情でガスが使えなくなった時、これさえあればお湯を沸かせる。

普段は火をつける楽しみを味わえ、非常時には生活用品となり得る。
アウトドアグッズの大半は非常時に役立つだろうけど、ギリーケトルは単体で本来の用途に使えるし、なんといっても造形がかっこいいし、へら絞りなどの加工方法もかっこいい。買わない理由が見つからない。

狩猟や渓流釣りの合間に何度か使った感じでは、使い勝手が良いとは言えない。内側や調理器具には必ずススがつくので手入れは必須だ。
でも、満足感はとても高い。使うことがとても楽しい。めんどくさい掃除をするたびに、自分の道具として馴染んでいく感覚もある。
役立つだけではなく所有欲も満たしてくれるのは、良い道具の条件の一つだと思う。

ギリーケトルHobo stoveとパーコレーター
Hobo Stoveを使えばコーヒーも沸かせる。この日はRed Dead Redemptionっぽくパーコレーターを使ってみた。真っ黒なのはそういうモデル……というわけではなく、火力調整を失敗して大量に発生したスス。

公式サイト
The Ghillie Kettle Company

ギリーケトル(THE EXPLORER, COOK KIT & HOBO STOVE - ALUMINIUM)

日本ではケリーケトルの方が有名だけど、緑やオレンジの蓋が好きになれない。コルクの蓋のものもあるけれど、それは沸騰した時に音がしない。ということで、ギリーケトルが一番かっこよくて使い勝手がいいと思う。購入時は取り扱い店を見つけられなかったので、公式サイトより購入。

購入時の価格 ¥13,199

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Text by pushman