The Good Life
ブタでも犬でも良い人生を

もしいろんな気分に合う音楽や物語がなければ、人生はかなり寂しい、もっとしんどいものになっているはず。そう考えると、自分にピタッとくる物語や音楽と出会えることは、とても幸運なことだと思います。

今現在何か悩んだり落ち込んではいませんが、なんやかんやとやらなければならないことが多くなり、また歳を重ねるごとになんというか現実的で面倒な「知っておかなければならないこと」なんかも増えてきて、興味がなくても勉強勉強の日々……ってそこまで根つめていなくても、そんな日々が続くとやはりどうしてもいろんなことから逃れたくなります。
しかし逃げていてはなんにもできないわけで、グダグダ言いながらでも優先順位を決めて、一つ一つ片づけていくしかありません。そんな時にWeezerの『The Good Life』を大音量で聞くと「より良い人生」に向かう気分が高まり、下がり勝ちのテンションが上向きます。

『Pinkerton』ジャケット

最近は、というか「ザ・グリーン・アルバム」以降はよく知らないんですが、Weezerの音楽はノリが良くても物悲しさがあって味わい深いですね。もうほとんどの曲が好きですが、『The Good Life』はほんとにいろんな局面で僕のテンションを上げてくれました。ほんとにドン底の時にはあまり役立たないんですが、底からゆっくりと上がってくる過程でこの曲を聞くといい感じにテンションを上げてくれます。
「俺はブタだ、犬だ」「俺は紅茶に砂糖がいるんだ!」なんて自虐的に叫んでいると、
「そうだよ! 俺に人生は今まさに“It’s time I got back to the Good Life”なんだよ!!」
と理由なく確信させてくれます。なんというかとてもフィジカルに作用する名曲です。

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音楽

Text by pushman