地理院地図とGoogleマップを切り替えるブックマークレット
自宅で猟場候補の雰囲気を掴む
地図を見たいと思ったら、ほとんどの人はGoogleマップを開くはず。でも、林道など気軽に車で入っていきにくい道は、Googleマップでは省略されていることが多い。
そういう道を調べたい場合は、地理院地図が便利だ。実際はどういう状態かわからないとしても、山の中に道がある(あった)ことがわかるのはありがたい。
ここまで車で入って、そこからあっちの方に向かって……といった具合に、妄想を膨らませている猟師も多いはず。
Googleマップの利点は航空写真とストリートビュー。地理院地図にも航空写真はあるけれど、更新頻度が低い。僕の猟場付近では10年以上前の写真だ。逆に数十年前の写真を見られるのは大変興味深い。でも、狩猟には役立たない……役立つ気がしないでもないけれど。
都会では広範囲をカバーしているストリートビューも、猟場付近では主要な道だけしかカバーされていない事がほとんど。それでも猟場近辺の雰囲気を知ることはできる。
でも、猟場探しには地理院地図の方が役立つと思う。Googleマップは情報が省略されすぎている。
ということで、地理院地図とGoogleマップを切り替えるブックマークレットを作ってみた。地理院地図を開いているときに使うと、Googleマップで大体同じ場所と大きさで開き、Googleマップを開いているときに使うと、地理院地図で大体同じ場所と大きさで開く。
他の地図サイトは完全に無視している。関係ないページで開いても動かないようにしているけど、簡単なチェックで動かしているのでこのページのようにURLに「map」「gsi」「google」があると動いてしまう。それでもどちらかの地図ページがデフォルトの位置で開くだけなので、まあ大きな問題はないかなと。
こんな感じで細かい動作チェックはしていないけど、Macの主要ブラウザでの動作は確認済み。多分Windowsでも動くはず。
iPhoneでは動かないし、多分Androidでも動かない。そもそもスマホならジオグラフィカを使った方が便利でスマート。
使い方は以下のリンクをブックマークバーに登録して、それぞれの地図サイトを開いているときにクリックするだけ。多分問題なく動く。
Googleマップを開くときは航空写真表示にしたかったけれど、パラメータの関係で難しいと判断した。できなくはない気もするけど、これ以上はめんどくさい。必要最低限のことしかしていないので、細部が粗いかもしれないけれど、目的通りに使うことはできると思う。