狩猟免許を取得しよう
罠猟、銃猟、網猟。

狩猟をしてみたい。やってみよう。

と思ったものの、周囲に狩猟経験者がいないので、まずはネットで情報収集。狩猟するにあたって免許は必要だろうと思っていましたが、狩猟の方法によっては不要であるとのこと。免許が必要なのは法定猟具である銃、罠、網の3種類。銃猟をする場合は狩猟免許とは別に銃の所持許可も必要。狩猟をするために必要なものがざっくりとわかってきたところで、今の自分の生活でどういう狩猟ができるのかを検討してみました。

狩猟に関することを調べていると、そのうち必ずある漫画を知ることになります。狩猟の魅力、難しさをおもしろおかしく伝える『山賊ダイアリー』です。現在のプチ狩猟ブームの火付け役であり、最近狩猟免許を取得した人の多くはこの漫画がきっかけだったり、背中を押されたのではないでしょうか。僕もその一人です。僕は血や虫が苦手でアウトドア経験なんてほぼゼロですが、この漫画を読んだことで実際に狩猟はできないとしても、狩猟に関する知識を得たいと思うようになりました。

狩猟参考図書

まずやってみたくなったのは罠猟。足跡や獣道を見つけ、動物の動きを予測して罠を仕掛けるというのはいろんな知識が必要でしょうし、見てもいないのに捕まえるというのがとてもかっこいい。また、罠というと農作物を獣から守るためのものという認識だったので、積極的に獲るためにも利用できることが新鮮でした。
罠猟はとても大変ということは後々知ることになるのですが、この時点では時間や経済的な負担も小さいように思えたので、まず罠の免許を取得しようと決めました。そして罠で捉えた獲物の止め刺しにも使える銃はやはりあった方が便利だと思い、銃猟の免許も取得することにしました。
『山賊ダイアリー』の作者であり主人公の岡本くんと同じ状況で、イメージしやすかったことも大きかったです。残る網猟ですが、銃や罠と比べて情報量が少なくイメージが掴めなかったので取得しないことにしました。今はおもしろそうだと思っているので、今後は取得するかもしれません。できることならやってみたい。

こんな感じでとりあえず罠と銃の免許を取得することに決めましたが、どこで狩猟ができるのか、自分に動物を殺せるのか、銃の所持許可はいただけるのかなどなど、まだまだ不安しかありません。あとは実際狩猟をしている人に直接話を伺って、自分の状況で実際に狩猟ができるのか、それとも免許を取得するだけになるのか判断しようと思い、狩猟免許試験の申し込みがてら、地元の猟友会に行ってみることにしました。

狩猟生活 2017 VOL.1

半年に一度のペースで刊行されている狩猟専門雑誌『狩猟読本』。創刊号だけあって、これから狩猟を始める人にとって役立つ情報が多い。

山賊ダイアリー 第1巻

『山賊ダイアリー』は狩猟に興味が有っても無くてもおすすめ。狩猟の魅力はもちろん、狩猟から学べることもわかりやすく描かれています。

What’s so bad about feeling good?

Update:

Text by pushman

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