初めての銃砲一斉検査
事前準備と絶対にやってはいけないこと

2018年04月28日(土)

狩猟 /

Text by pushman

猟期も終わり、狩猟者登録証の返却を終えた頃、警察からハガキが届きました。警察からのお知らせはドキリとしますが、当然所持している銃絡み。毎年4月に行われる銃砲一斉検査のお知らせでした。これは銃所持者が避けられない数多い義務のひとつなので、検査を受けなければ一発で許可取り消しです。ということで、久しぶりに所轄の警察署に足を運びました。

銃の検査は許可証に記載されている諸項目と相違がないか、違法な改造*1をしていないかなど、いくつか質問もされます。面談も行われ、心身の健康状態を聞かれたり、同居家族の理解は引き続き得られているかなど、内容は許可取得時とほぼ同じです。提出する書類は装薬銃と空気銃で若干異なり、装薬銃の実包はきちんと帳簿をつける義務がありますが、空気銃はペレットの帳簿は不要です。僕は許可をいただく時にペレットの帳簿も作っててほしいと言われたので、作成して持参しました。こういうのきらいではないし、いろいろ記録をつけておくとなにかと便利です。また、使用実績報告書というものがあり、直近2回の使用場所と使用弾数などを記載します。実績報告書はネットで手に入れることができたので、作成して持参しました。これの補足資料として、射撃場の領収書などが必要になることもあるそうです。僕は射撃場で領収書を受け取る際にそのことを教えてもらったので、これも全て保管して持参しました。

しかしこれらは結局提出することはおろか、見せることもありませんでした。検査会場に着くと見たことのない書式の書類があり、それに記入するように言われ、それを提出するだけで終わりでした。念のため「なにか提出するものはありますか?」と質問しましたが、「とくにないです」とのお返事。せっかく作ったのにと思いましたが、翌年以降義務になってもめんどうなので、なにも見せずにお礼だけを告げて、初めての銃砲一斉検査は無事終了。銃検の様子はいろんなブログでも報告されていますが、所轄によって検査方法や必要な書類もかなり違うみたいですね。

検査時に限ったお話ではありませんが、実包やペレットを装填したまま保管し、暴発する事故がよく起きています。信じられませんが、検査会場に装填した状態で銃を持ち込んでしまう人もいます。今年は高知の検査会場で空気銃の暴発事故が起きました。こういう事故は銃を所持していない人から所持している人への悪い印象が増幅されますし、ちゃんとルールを守って銃を所持している人にとっても締め付けがきつくなるので大変迷惑です。なにより本人の周囲の人たちに危険が及ぶので、さっさと許可証を取り上げてほしいと思います。やはり初心者講習や銃猟の実技試験で何度も注意されることはおろそかにしてはいけません。空気銃は種類によって脱包できないものがあるので(エースハンターなど旧式の銃)、射撃練習や狩猟を終える際は、空砲、あるいはクリーニングペレットなどを使用し、確実に脱包状態にすることを習慣にするべきだと思います。

1. 僕のエースハンターは故障したときに北海道の銃砲店「近江屋」でオーバーホールとアキュライズ特別コースを施しており、銃身とポンプ体が接しないような改造が施されていますが、これはもちろん違法な改造ではありませんし、届出も不要です。