ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.1
4部では初となる連載時のカラー再現

待ちに待ったアニメ化が発表された『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』。同じく待ちに待ったジャンプサイズの総集編も3月4日に発売されました。これから月1でVol.6まで発売されるので、半年間やきもきせねばなりませんが、ジョジョ愛に溢れているアニメスタッフのインタビューも掲載されていますし、4部としては初の連載当時のカラー再現。そしてなにより大きな絵。これは単行本を持っていても当然買いですね。

ジョジョ好きと話をしていると「何部が好き?」という話題になることがありますが、結局みんな「全部好き」という結論になります。

誰だってそーでしょう。
僕だってそーです。

とはいえ、ASBやEoHでは4部のキャラクターを選ぶことが多いので、もしかすると僕は4部が一番好きなのかもしれません。いろいろ理由は考えられますが、魅力的なキャラクターが多いジョジョの中でも、身近な存在に感じられるキャラクターが多く、群像劇としても楽しめるからかもしれません。
3部同様、「スタンド」による「能力バトル」が物語の核となりますが、承太郎のスタンド「スタープラチナ」は基本的にオラオラぶん殴るタイプなので、見た目は「腕力バトル」でした。しかし仗助は見た目によらず温和な性格なので、「能力バトル」「知恵比べ」をしている感じが伝わりやすいのも大きな魅力だと思います。

4部では修行や旅といった、成長をわかりやすく感じられる要素は描かれません。あくまで「日常」にある出来事や人との出会いが描かれます。「奇妙な冒険」はどこにいったんだと言いたくなる設定ですが、杜王町に存在する奇妙で不気味な暗い影が、仗助たちをいろんな出来事に巻き込んでいきます。仗助たちは家族や仲間、そして杜王町を守るため、戦い成長していきます。

総集編Vol.1は3部の主人公「承太郎」と4部の主人公「仗助」の出会いから、コピーロボットみたいなスタンド「サーフィス」を操る間田戦まで。まだ3部の絵柄を引きずっているので、みんなごついです。が、小林玉美が登場する辺りから4部色が現れ、頭身の変化やタッチの柔らかさを感じます。ここらへんのコミカルさも4部の大きな魅力の一つでしょうね。すでに何回も読み返しているのに、Vol.2が待ち遠しいです。

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.1

参考サイト

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Text by pushman

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