Cocoapotrace|ラスタ画像からベクタ画像を生成
Cocoapotrace|ラスタ画像からベクタ画像を生成
- Author : pushman|Mac|2005-10-22 Sat 13:00
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当サイト再開時に出会った素晴らしいソフト「Cocoapotrace」。ちょっとわかった風に言えば、ラスタ画像をベクター画像に変換するということですね。具体的に言えば、jpgやpngといったビットマップ画像を、EPSデータに変換してくれるソフトです。アイコンがそれを的確に表してますね。OS 9 の頃は「Adobe Streamline 4.0」を使用していました。これはカラーデータも扱えましたし、猛烈にコストパフォーマンスが高いソフトでした。ところが一向に OS X 版が出る様子も無く、気がついたら販売終了してるじゃないですか! まあクラシック環境もインストールしていないぐらいなので、久しく使ってなかったから別によかったんですけどね。ところが今年、公私共々トレース作業*1が多く、なんとかならんものか、とWebを徘徊していて出会ったのがこれです。
使い方はとっても簡単。起動すると以下のような画面が出てきます。

後は変換したい画像を、言われた通り枠の中にドロップすれば、右側のボックスに返還後のプレビューが表示されます。CocoapotraceのアイコンにドラッグアンドドロップでもOKです。プレビューが気に入らなければ、下の各パラメーターで調整してから値を変更して「アップデート」ボタンを押すとプレビューが更新されます。元の画像や値によっては、時間がかかる場合があるので気長に待ちましょう。そうそう、大事なことなんですが、Streamlineと違いCocoapotraceは2階調でしかベクタ変換できません。カラー情報は破棄されて、文字通り「黒か白か」になります。ですので、カラー画像は一旦グレースケールに変換して、レベル補正などを行ったほうが、望みの結果を得やすいと思います。
各パラメーターの意味ですが、こればっかりは素人の僕ではわかりませんが、調べてみました。
前処理
「ハイパスフィルタ」は、おそらく境界線なぞってるのではないかと思います。つまり、どれだけくっきりと輪郭を出すか、だと思います。値が大きいほどくっきりします。
「スケール」に関しては、いろいろ値やオプションを変えてみましたが、それによって生じる変化を制御できませんでした。詳しい方、教えてください。
「しきい値」は言葉で説明するのが難しいですが、Cocoapotraceが元の画像を「黒か白か」つまり「0か1か」を判断するときに基準とする値だと思います。しきい値が「0.45」ならそれより少しでも大きければ「1」つまり「黒」で、少しでも小さければ「0」つまり「白」になると。これ、逆かも知れませんが(笑)、考え方はあってると思います。では「0.45」ならどうなるか? わかりません。
右側の「アルゴリズム」はもっとわかりませんが、頑張ってみました。
アルゴリズム
「パスの分解」はいろいろやってみましたがさっぱり変化が見られませんでした。詳しい方(略
「ドットの抑制」はおそらくその値より小さいピクセルの集まりは無視してしまえということのようです。大きくすれば、ゴミのような点点が消えていきます。つまり、小さいとそれだけ丁寧、といってもいいかもしれません。
「カーブの最適化」「コーナーのしきい値」………
あのですね、ここまで自力で必死に調べていたのですが…なんと「アルゴリズム」の各オプションにカーソルを持っていくと、その説明をしてくれますね…
後はそれで調べてください…まあでも、この説明読んだからといって、直感的にわかる人は少ないと思います。負け惜しみじゃなくて(笑)。そして、残念ながら残りの項目については、この写真では劇的な変化が表れなかったので、どうなるのかわかりませんでした。
忘れてましたが、左下にある「バッチ」というのは、同じ設定を連続して複数のファイルに適用させる事ができる、と思います。試してませんが。似たような画像を大量にベクタ変換したい時に重宝するでしょうね。それがどういう時なのかちょっと想像できませんが。
バルーンヘルプを発見して、猛烈な徒労感に襲われましたが、とにかくすごいアプリケーションです。OS X ユーザーなら持っていて損はしませんよ。ただ、これのみで思い通りの結果を得るのは難しいので、書き出した後にイラストレーターとかで編集する、といった感じで使用するとますます存在感が増す、名脇役が本来のポジションでしょうね。寺島進みたいなもんです。
- *1:トレースするのと、ラスタ→ベクタ変換はまた別ですが、それでも楽になることはあります。
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