2004-09-26 Sun
思う所あって「転校生」を見ました。
あらすじはもちろん知っているし、テレビドラマまで似たような設定の物語を見たことがあったのですが、映画を見たのは初めてでした。おまけに大林宣彦監督の作品も初めてでした。訳あって格安で手に入れたのですが、それがなければ一生見ることは無かったかもしれません。
まず思ったこと。みんな若い。当たり前ですが猛烈に若いです。作品の流れ自体も若いんですしね。もう何から何まで若かったです。主演のお二人、小林聡美さんと尾美としのりさんは当時15歳だとか。演技も初々しくて、なんか見守っている感じがしました。
最初にも書きましたが、この物語の設定は知っていたんですが、オチは全く知りませんでした。とはいえ、そのまんまで終わっちゃたら不条理というかすごいシュールですよね。それはそれで好きになりそうですが。とにかく、オチは知らないけど結末は解っていたので楽しみにしていたのですが、まあそれはとてもノーマルなものでした。「あ、やっぱりそうするか」というような感じですね。ただ、それを全然悪く思わなかったですね。「あーよかった」というような感じではなくて、主演の二人に対して「よしよし」と頭をなでてあげたくなるような「頑張ったよね」と言いたくなる感じで、思わず微笑んでしまうまとめ方でした。
もし自分がこんな体験をしたら、もう間違いなく惚れてしまって一生引きずることになると思うのですが、二人はいったいどうなったんでしょう? なんて事を想像してしまうので「見終わった」という感じがすごく希薄です。悪い意味ではなく。「はい、お終い」というような作品よりは随分いいですよね。
もっともっと若い頃に見ていたら、とても正視できないような所もあります。演技がくさいとか、そもそもの設定とか。でも、今見たからこそ優しい気持ちで見れる作品でしたね。…ちょっとこっぱずかしいですが。
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