馬|小島信夫

以前読んだ村上春樹さんの「若い読者のための短編小説案内」で紹介されていた、小島信夫さんの「馬」を読みました。「戦後短篇小説再発見〈10〉表現の冒険 」に収録されています。以前リンクを貼った「昭和文学全集〈21〉」は4,587円(税込)で、ちょっと買えないなぁと思っていたのですが、この短編集は約四分の一の998円(税込)です。やたーってなかんじで買ったのですが、よく考えたら文庫で1,000円は高いですね。収録作品は12作品ですので、まあそんなものかもしれませんが。

この短編集で一番おもしろかったのは「馬」でした。ただ残念なのは、この「馬」という作品を知るきっかけになった「若い読者のための短編小説案内」で、内容を大体わかっていたため、僕が本来感じたはずのおもしろさの何割かが失われていました。でもその紹介を読まなければ、そしてその紹介文がおもしろくなければ、僕が「馬」という作品を読む事は無かった訳で、なんとも複雑な気分です。

月刊!木村剛|木村剛

かなーり迷ったのですが、買っちゃいました。「月刊!木村剛」。なんか勝手に雑誌サイズと思い込んでいて、探すところを完全に間違えていたようです。何サイズというのはわかりませんが、大きさはA5です。これから本屋さんで購入予定の方はご注意ください。

まず、ほんとにすごいなぁ、というのが率直な感想です。「週刊!木村剛」というBlogから書籍というものになったこと、はもちろん、この書籍の成り立ちです。もし「週刊!木村剛」がBlogツールを使わず、掲示板やMLなんかで運営されていればこんな活発な議論はなされなかったでしょうし、そうなると「月刊!木村剛」創刊を心待ちにする人も数ももっと少なかったと思います。創刊する意味合いも違うと思いますし。今更言うような事でも無いですが、木村剛さんとおもろいBlogerたちが作り上げたものですよね。熱いです。

是非、是非、皆さまから多種多様なご意見やご要望をいただき、よりよい月刊誌に育てていきたいと祈念しておりますので、「週刊!小松原営業部長」に膨大なトラックバックをお寄せいただき、小松原営業部長をポジティブに困らせてやっていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

土曜日に「週刊!小松原営業部長」がスタートします!

とのことですので、思いつきで感想を。

Nucleusを見直す

今日も Nucleus いじりました。昨日よりは大分理解出来ました。スキンとテンプレートの違いを WEB Artisan さんが丁寧に解説してくれていますが、すいません、まだよくわかりません。が、使えるようになりました。使えたら文句無いです(笑)。で、管理画面とかも慣れてきて、Nucleus に対する印象もちょっと変わりました。

いろんなBlogツール使ってみたけれど…

ちょっと事情がありまして、Nucleusをいじくり回しています。あと、別件で PwBlogもいじくり回しています。僕個人のサイトではないのですが、商用利用と言う事なのでMovabletypeは駄目です。また以前「これから日本語でBlogを始めるには?」でもいったように、Movabletype 3.0のライセンスが商用利用でなくてもちょっと厳しいので、上記二つのツールを使う事を提案したのです。が、なぜか僕がサイト構築をする事になり、夏真っ盛りのこの 3 連休を冷房機器の無い部屋にこもって過ごす事になりました…

とにかく暑い…というわけで、気が変にならないうちに今現在わかった事をメモ。…暑っ。

カリフォルニアの炎|ドン・ウィンズロウ

職場のMEEさんより「カリフォルニアの炎」を頂きました。やっぱりいいです、この人。ドン・ウィンズロウ。もう最高です、僕にとって。なんか理屈を越えてますね。手が合うというか、波長がすごく合っています。僕はジャンルとかよくわからないのですが、おそらくミステリーです。ミステリーの定義もよくわからないですが。謎のない物語なんてないですしね。とにかく、とても楽しめる物語です。

主人公はこよなくサーフィンを愛する、脛に傷持つ火災査定人、ジャック・ウェイド。彼が愛する砂浜を見下ろす豪邸で、一人の美しい女性が火災の犠牲者となり、その調査を担当する事になる。読者にもすぐに先の読めそうな単なる保険金詐欺のようでそんな単純なお話ではない、相当複雑に入り組んだ複数の陰謀に巻き込まれながらも、自分の信念を貫きとおし強大な組織と、まあなんやかんやとやり合う、よくある物語です。

終業式|姫野カオルコ

先日、とある事情があって「ツァラトウストラはこう言った」を読もうと思い立ったのですが、数10ページであえなく断念…で、帰宅のお供を探しに古本屋へ。ぐっとくるものが一つもなく、かといって帰りの電車で妄想にふけるのもいやだったので、さっと目に入った知っている作家を選びました。それが、姫野カオルコ「終業式」でした。以前「ひと呼んでミツコ」を読んでかなり気に入っていたのですが、なかなか他の作品を読む機会がなく、今回ツァラトゥストラのおかげで読む機会を得ることが出来ました。

最初に書かれていますが、この物語の全ては登場する人々の手紙で語られます。主要な人物は高校3年生の3人。かな。色々出てきますが、基本は3人です。体育祭が終わった頃から始まるので、まあ秋ぐらいから20年後ぐらいまでのお話です。あ、名前を出すとネタばれ、とまではいきませんがいろいろ楽しみを奪いかねないので、伏せさせてもらいます。

村上春樹全作品 1979〜1989(5)短篇集(2)|村上春樹

週に一回の楽しみというか、ご褒美というか。とにかく、村上春樹さんの物語を読むことは僕にとっていつでも、とても幸せなことです。今回は「村上春樹全作品 1979〜1989〈5〉短篇集〈2〉」。短編集「カンガルー日和」と「回転木馬のデッド・ヒート」、それと本作のために書き下ろされた「沈黙」と、何作かの単行本未集録作品が読めるという、とても得した気分(?)になれる作品集です。

通貨が堕落するとき|木村剛

昔は国際情勢本とか、経済本とかも読んでたんですが、最近はもう全く読んでいません。で、ほんと久しぶりに経済本(?)を読みました。Blog をこよなく愛し、有効活用している木村剛さんの小説「通貨が堕落するとき」です。

素晴らしい世界|浅野いにお

素晴らしい世界」を読みました。

一話完結オムニバス形式の漫画ですが、それぞれの物語がほぼ完全につながっています。それは強いつながりではなく、あくまで「お隣さんの物語」ということになっています。でも、すこしだけ影響しあっています。現実の世界と同じですね。さえないOLや、優等生の仮面をかぶった中学生、ただなんとなく予備校がよいを続ける浪人生など、いろんなタイプの人々が一瞬主人公になるわけですが、共通していることは、何かに対して迷っている人、立ち止まっている人、立ち止まってたい人、ということでしょうか。

椿姫|デュマ・フィス

椿姫」を読みました。

歓楽の生活をなげうち、真実の恋に生きようとする娼婦マルグリットと純情の青年アルマンの悲恋の物語。何ものにも代え難いその恋さえ恋人の前途のため諦めて淋しく死んでゆくマルグリットに作者は惜しみない同情の涙を注ぐ。汚土の中からも愛の浄化により光明の彼岸に達し得るもののあることを描き、劇にオペラに一世を風靡した。

椿姫

というお話です。という説明もばからしいぐらい有名な作品ですね。僕はタイトルしか知りませんでしたが(笑)。

« || 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |  ...  | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 || »

このページの先頭に戻る

Copyright 2004 - Heartfield