2009-07-19 Sun
2ndアルバム「Ticklin' the Strings」が発売されたばかりの「Sweet Hollywaiians」。そのアルバムに収録されている新曲(といっても大昔の曲ですが)「My Girl From The South Sea Isles」が公開されています。
最後の方で交互に出てくる、スティールギターとテナーバンジョーが気持ち良いです。
ちなみに最初にウクレレ、しかもハープウクレレなる珍妙な面構えのウクレレを弾いている人が、途中でテナーバンジョーに持ち替えて演奏を続けるんですね。なかなか大変そうです。重ね撮りすればいい、といいうのは野暮な事。そこらへんのこだわりは、KAMAKA UKULELE CLUB JAPANの「松井朝敬 Talks...」でちょこっと語られています。
また、同じくKamakaのサイトでおすすめのCD…ではなく“レコード”の紹介をされてます。「Music and Culture みんなのおすすめ! ウクレレ&ハワイアンCD」
ここでは紹介されていませんが、「My Girl From The South Sea Isle」のオリジナルはあの「キング・ベニー・ナワイ」なんですよ…と、さも知った感じで「キング・ベニー・ナワイ」なんて書いてますが、僕もHollywaiianを知らなければ、一生知る事は無かったと思います。
さて、この有名なキング・ベニー・ナワイと競演した事がある101歳のウクレレ弾き、ビル・タピア。これまた誰やねん?って感じですが、ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、ソル・ホオピイ、エルビス・プレスリーなどそうそうたる面々とも共演されている、まあ世界最高齢のミュージシャンです。そんな戦前生まれのウクレレ弾きと、戦前の音楽をストイックに演奏するHollywaiiansが、今月末に梅田Rain Dogsで共演します。
Bill Tapia Japan Live
Sweet Hollywaiians出演情報
ビル・タピア公式サイトのスケジュールを見ると、「ウクレレ」「おじいちゃん」というのんびりしたキーワードから想像できない、過密スケジュールです。大丈夫でしょうか、おじいちゃん。
大阪でのライブは平日ですが、会場はビジネス街の裏通りですので、仕事帰りに“古き良き時代“の音楽に触れるのも悪くなさそうです。
2009-07-19 Sun / Category - Music
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