2005-11-23 Wed
はてなブックマーク便利ですね。おかげで「Synergy」という異様に便利なソフトを導入できました。
これは、一つのマウスとキーボードを、特別なハードウェアなしでソフトウェアだけで共有する事ができる、すてきなアプリです。きっかけは凄い数のブックマークがついている「antipop - Synergy マジやばい」という記事ですが、ほんと、マジやばい。MacからWinにすーっとカーソルが移動したときの感覚はかなり気持ちいいです。設定方法などは、ネタ元のサイト経由で確認できましたが、一点だけうまくいかなかったので、メモ。をしながら情報収集していると、OS X用にもGUIの設定アシスタントがありました。「SynergyOSX」です。ただ、おそらくですが、これはクライアントしか設定できないので、サーバー側では相変わらずコマンドラインでの作業が必要です。
基本設定は「Synergy 導入ドキュメントの邦訳」を参考に。ここにsynergy.confへの記述例がありますがここをちょっと修正。
まず、今回の環境確認。
Mac:PowerMac G5 OS X 10.3.9
Win:Dell Windows XP Professional
説明ページのとおりだとこんな感じ。
section: screens Mac: Win: end section: links Mac: right = Win Win: left = Mac end
これだとSynergyを起動しても「Mac というディスプレイはない」みたいなメッセージが出てきました。なので、Macにだけ「.local」をつけると解決しました。なぜかは不明。こんな感じ。
section: screens Mac.local: Win: end section: links Mac.local: right = Win Win: left = Mac.local end
以上です。Mac同士の場合は共に「.local」をつける必要があります。
しかしこれはほんとに凄いですね。なんとクリップボードまで共有できるんですから。これがあれば Mac mini 用にキーボード買う必要もなさそうですね。ディスプレイは必要ですけど。
ただ、キー配列が違うので、ちょっと困る時があります。一番困ったのは入力モードの切り替えですね。Win ATOKの環境設定で、「ctrlスペース」を「日本語入力ON/OFF」にすることで解決しましたけど。これのおかげで、WInのキーボードをさわる時に上半身をひねらずに済むようになりました。ひょっとしたら腰痛の一因だったかも。Synergyのおかげで、作業環境が改善されるのは間違いないですね。節約にもなるし。ということで、複数のPCを駆使している皆さまは、一度使ってみてください。導入当初は意味なくカーソルを行き来させて作業効率が落ちますが、すぐ飽きます。その後の作業効率は間違いなく上がる事でしょう。
2005-11-23 Wed / Category - Mac
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