2005-02-19 Sat
何度か書いてますが、僕の使用機種は iMac G3 400 SE(Graphite)です。生まれて初めて買った Mac で、今日も頑張って更新作業してます。
ちなみに初代 iMac シリーズの最初の Special Edition です。かわいい路線で売り出していた iMac シリーズの中で、Graphite の透け具合がたまらなくかっこよかったです。初期状態はハードディスクが 13GB、メモリが 128MB。OS は9.0.3 でした。買ったときにメモリを 256MB にして、ソフマップの店員に「これだけあれば十分です!」と言われました。確か 2000 年の 5 月ぐらいでした。定価 178,000 円でしたかね。あまり人に自慢でいない方法でお金を貯めて、プリンタ(EPSON PM800C)とスキャナ(GT7700)と USB HUB も同時購入。全部で 300,000 円を超えていました。今これだけ出せば、もっといいものが買えるという事実が、どうしようもなく悲しい気持ちにしてくれます…
しかしもうすぐ5年の付き合い。その間ハードディスクがクラッシュし、80GBに増設。メモリも384MBに増設しました。Jaguar時代はもっさりしてましたが、Pantherでは驚くほど軽くなり、Appleに感謝したものです。しかし、今では口も聞けず(スピーカーつぶれてます)、スパムメール対策に POPFile を導入した直後から、はっきりと体感できるほど全ての処理が遅くなりました。おまけに巷で大流行の「iPod shuffle」には見放されてしまうという屈辱を味わいました。テメーなんか絶対買うか、ばか。電気ケトルの方が数倍便利だよ。
ということで、負け惜しみと取られても仕方がないことを書いてしまいましたが、iMac G3。もうほんとに限界です。この Blog の記事を書くのにも一苦労です。変換はおろか、入力も全然追いついてきません。一心不乱にキーを叩いていると、衛星放送のような感じで遅れて文字がタラタラと表示されます。おまけに入力ミスも多いぞ!
あまりの重さに、買えもしないマシンの比較検討をじっくりとしてみたのですが、やはりいくら比較検討しても買えないものは買えないことに、はたと気付きました。で、過去に一度挑戦しようとした、禁断のクロックアップが頭をよぎったのですが、精神的満足でしか得られない模様。
そのうち POPFile 導入前まではまだなんとか動いていたということは、ソフト的な問題のはずだと考え、Google で検索してみると「Mac OS X 10.3 Panther を速くする方法」なるサイトを発見。元は2ちゃんねるの「OSXを極限まで軽くするスレ」だそうです。ここでいろいろな Tips が紹介されていますが、もともと遅いマシンを使っている僕はほとんどやっちゃってました。ディレクトリアクセスとかは全く知らなかったので早速実行。チェック全部外してやりました。はは。
で、本当にすごいのが「Process Wizard」を使って任意のアプリの処理を最優先させたり、AreaX.netで配付されている「BootConfig」を使って不要なプロセスを停止することで、ほんとに早くなります。驚きです。なにが必要で不要かというのは、上記サイトを参考にしてください。僕もいろいろ参考にしましたが、プリントアウトできなくなって焦りました。もっとへたすると、恐ろしい自体を招くことになります。もちろんご利用は自己責任で。上記サイトももちろん僕も、一切責任とれませんので。
しかしせっかく記事に書くので、備忘録と参考までに、OS X 10.3.8 を使用している僕の BootConfig の状態を書いておきます。
以上のチェックを外し、起動しないようにしています。それぞれの意味は知りません(笑)。人によっては必要なものもありますので、繰返しますが利用する際はよく考えて、調べて、自己責任でお願いします。ただ、最近の機種ではあまり実感できないかもしれません。遅いマシンを利用している方は試してみる価値はあると思いますよ。ちなみにローカルネットワークは使用してません。プリンタは EPSON の PM-3500C、スキャナも同じく EPSON の GT-9700F です。周辺機器だけパワーアップしてます。問題なく動いてます。そうそう、外付けのハードディスク、CD-R ドライブともに RATOC 製…も問題なく動いてます。
開発者、情報を提供していただいている皆さま、どうもありがとうございます。おかげさまで、変な発色になりつつあるモニタがつぶれない限り、iMac G3 で頑張れそうです。
2005-02-19 Sat / Category - Mac
新しい記事 »
新iMacと新iPod登場