2005-10-16 Sun
今朝なにげに新しもの好きのダウンロードさんを眺めていたら、目を疑うアプリケーションが! なんともう開発は無いものと思われていたFinderPopが、Tigerに対応し、満を持して復活です。
OS 9時代はこれが有ると無いとでは、作業効率が著しく変わったものです。クリックの長押しでコンテクストメニュー、すなわち右クリックを実現してくれるだけでなく、専用のフォルダにエイリアスをぶち込むことで、ランチャーにもなるという夢のようなコンパネでした。
もう懐かしくて何も考えず即インストールしましたが、使い勝手も変わってないようですね。英語なのでちょっと自信ないですが。解凍すると出てくるフォルダに「FinderPop.prefPane」というコントロールパネルがあるので、ダブルクリックすると、アクティブユーザー専用か全てのユーザにインストールするか聞かれますので、お好きな方を選択。すると、システム環境設定に懐かしの「FinderPop」が表れます。おなじみのビール券寄付画面もちゃんとあります(笑)。
おそらくですが、長押しによる右クリックの再現機能は無くなったみたいですね。まあこれからは標準でMighty Mouseがつくでしょうから、別に要らないと判断したんでしょうね。
使い方はとても簡単。ホームフォルダ>ライブラリ>FinderPop Itemsの中に、エイリアスを置いておくと、右クリック時に「FinderPOP Items」というフォルダが表れ、その中に登録しているフォルダやファイルが表れます。フォルダ選択時はそのフォルダも階層化してくれるし、アクティブフォルダの時も同じ。もちろん、登録フォルダも階層化。もうDockは不要です。ファイルの移動やコピーもあっちゅう間です。もう手放せません。
そのうち日本語化されると思うのですが、現時点でわかった設定メモ。
これがチェックされていると、FinderのみFinderPopがアクティブになります。
これがチェックされていると、FinderPop Itemsフォルダに登録しているフォルダが、直接コンテクストメニューに表示されます。これはONの方が使い勝手がいいと思います。
これがチェックされていると、コンテクストメニューにもカスタムアイコンが適用されます。説明によると、OFFにしている方が少し表示速度が早くなるようですが、かわいくないよ、と警告してくれてます(笑)。
これはちとややこしい。これがチェックされていると、アプリケーションなどのパッケージの内容を表示する、のですが、直接アプリケーションを右クリックしたときはチェックしてなくても表示します。この場合、上位フォルダを右クリックしてシフトキーを押すと、その中のパッケージの内容を表示させることができるようになります。
そのまんまですが、FinderPopメニューの表示フォントサイズです。標準ではシステムと同じです。
FinderPopメニューの表示順です。お勧めは「Alphabetically」ですね。後で書きますが、この方が思い通りに並べ替えられると思います。
これがチェックされていると、メニューバーの未使用個所でFinderPopが有効になります。
これがチェックされていると、フォルダ選択時にそのフォルダの中も表示します。
これがチェックされていると、常にデスクトップを表示します。
これがチェックされていると、Finderのアイコンで「Processes」という項目が表れ、起動しているアプリケーションを表示します。コマンドキー+タブキーの変わりですね。ファイルを選択していると、そのアプリで開くこともできます。
これがチェックされていると、Finder上の不可視項目を表示できます。が、警告されているように、隠されるだけの理由があるので、慎重に使いましょう。
FinderPopの使用条件とかが書いてるっぽいです。ビールの画像をクリックすると、作者に寄付できます。熟読しましょう。
メールでのエラー報告や、公式サイト、寄付ページに行けます。
こんな感じかな。あと、ちょっとした事ですがとても便利な機能のご紹介。
FinderPopメニュー上で、コマンドキーを押すと、カーソルが虫眼鏡になって、その項目の上位フォルダを開いてくれます。
コマンドキーとオプションキーを押すと、カーソルがさも情報表示しそうな表示変わって、簡単な情報が見れます。
さらに、コントロールキー、コマンドキー、オプションキーを押すと、カーソルがごみ箱に変わり、FinderPopメニューから削除します。
とにかく、妙にテンションが上がるほど便利なコンパネですので、是非使って、ベータテストに協力しましょう。
2005-10-16 Sun / Category - Mac
« 古い記事
gDisk|Mac で Gmail をウェブストレージに
新しい記事 »
Paparazzi!|ウェブサイト専用スクリーンショット