2006-05-06 Sat
5月5日は高阪の日ですよ。負けてしまった選手を持ち上げるのはちょっと失礼かなと思うのですが、それでもやはり、昨日の高阪の戦いぶりには心揺さぶられるものがありました。
RINGSがなくなってからもたまに雑誌で「世界のTK」として活躍しているのを見かけるのは、とてもうれしかったものです。RINGSファンだった僕としては、前・現プライド王者が RINGSの選手だったことなんかより、RINGS JAPANからデビューした高阪が活躍するほうが何倍も嬉しい。
昨日の「高阪 vs ハント」は純粋な試合内容はともかく、一人の格闘家の姿勢がとてもクリアに見えた試合でした。引退を賭けた高阪が一歩も引かず、心が折れないまま負けてしまったから、余計に美化しているのかもしれません。冷静に一つの試合としてみれば、記憶にも記録にも残らない内容だったかもしれません。でも、確実に見ている側の心を強烈に揺さぶった試合内容でした。ふと昨日の試合を思い出したら、試合後の吉田が語ったように「俺も頑張らなければ」という気持ちになると思います。
ほんとにおつかれさまでした。一生格闘家でいてください。
2006-05-06 Sat / Category - Column
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