2005-11-19 Sat
サダハルンバが「引き抜きではない」と発言してましたね。選手の意志でK-1に来たと。ふむふむ。それはそうでしょうね。そのほうが見てるほうとしても嬉しいです。で、この記事。
ボクシングには4回戦から、相撲には前相撲からと頂点へ厳然とした階段がある。話題優先で、他競技から転じていきなりメーンイベントに登場することもある K-1 などには、自前でスターを育てる努力もほしい。
もうまったくもってその通り。別のジャンルの実績を考慮することはいいですが、あまりに持ち上げすぎなんですよ。まずはきちんとその格闘技のルールをきちんと知って、試合前にどれほど適応してるか見るべきでしょう。そういう意味では、洋介山とPRIDEは正しい判断をしていると思います。
最近のK-1はずっとこんな路線で来てますが、このまま続けると競技だけでなく、それに参加してる選手自身の価値も下げちゃいますよ。曙だって、サップ戦の扱いはまあいいとして、それ以降もっと名の無い選手と試合を組んだり、海外の試合に出るとかやりようあるでしょうよ。お互い本気なら。金に物言わせて有名選手を引き抜くのも結構ですが、もっと選手を育てる方向に投資すれば済む話ではないんですかね。K-1トライアウトでしたっけ。あれだって何らかの実績を持っている人の寄せ集めでしょ? そうじゃなくて生粋のK-1戦士を育てる事が、今のK-1に必要な事じゃないかと思うんです。
とにかくですね、見せ物的なマッチングはやめていただきたい。
2005-11-19 Sat / Category - Column