2006-02-28 Tue

青髭に会う

Blogを始めてよかったなと思うことはいろいろある。でも、先日もらったコメントほどオドカサレタことはない。

ぼくの大好きな青髭がネットでも読めるようなので、単行本と比較できそうです。
http://azure2003.sakura.ne....
2ch庄司薫氏はいまどうしてる?からの情報です。

薫の君

なんとありがたい情報だろう。Blogを始めてからめっきり2ちゃんねるから遠ざかっていた僕が浅はかだったと認めざるを得ない。全然チェックしていなかった「庄司薫氏はいまどうしてる?」スレッドは、4年半もの間パート1だけで存続していたのだから。これは完全なる「沈黙」とは言えないけれど、かれこれ5年にわたってひっそりと存続しているその様は、どことなく庄司薫さんの沈黙を思わせる。と言うのは言い過ぎであろうか…

はやる気持ちを抑えサイトを訪問したのだが…ZOOMA? 初めて聞いたけれど、どうやらWindowsのIEでしか利用できないらしい…この時ほどMacユーザであることが悔しかったことはない。なんとかFireFoxで開いて1ページずつスクリーンキャプチャをとり、画像に変換して読むことにしたけれど、それでは字が小さくって小さくっていけない。

そこで僕は考えた。このテキストを読むだけではなく、書き写す。小学生の頃、あれほど嫌いだった書写。早く終らせたい一心で書きなぐり続けた結果、僕が生み出す文字は二目と見れぬ醜さになったのだ。そんなにっくき書写をするのも、薫くんシリーズの中でもっとも暗く重いテーマをもっと深く読込むため。そして、もしかすると、全てのテキストを写し終えたとき、こんな拙い文章ではなく、ニコニコした表情で、スラスラ読み進められるような、そんな文章が書けるようになるかもしれないな、なんて思ってしまったからだ。そして何より、薫くんたちを魅了する危険な青髭に、僕もなんとしても対面したいからなのだ。

2006-02-28 Tue / Category - Column

このページの先頭に戻る

Copyright 2006 - Heartfield