アーツ最高

K-1 GP 2006 in ニュージーランド。いや、もう素直に嬉しかった。往年の圧倒的な圧力を見ることはできないかもしれませんが、やはり強いし巧い。シュルトは圧倒的に強いけど、なんというか美しくない。もしK-1に芸術点があったら（あったら困るけど）、シュルトはダメだ。やはりホースト、アーツ、シカティック、フグとかK-1創世記の選手は技が美しかった。まあシュルトはでかいから動きが緩慢に見えてしまうのかもしれないけど、それにしても。

ところで谷川。どっちに転んでもいような解説してたけど、もうそんな解説止めてください。そんなもの解説でない。知ったかぶりしている格闘技通だ。まさしく格通だよ。いろんな筋書きを考えながら解説するな。パダ・ハリの試合も必死に養護しすぎ。負けても華があるって…スター作りに必死だなとしか思えない。作ろうとしなくても、素晴らしいリングを用意して素晴らしい試合をできる環境を作れば、スターに頼らずとも持続できる競技になるでしょう。というかそうしないと持続できませんよ。まだまだ歴史の浅い本当の意味でのプロ格闘技界なんですから。

しかしルールは違えどシュルトをボコボコにしたハリトーノフってやっぱ怖いですね。ヒョードルとの対決は早い内に見たいです。総合点ではヒョードルなんでしょけど、ハンの指導の元、怒りを持って挑んでくるロシア人は怖そうです。まあどっちが勝つにしても、決まり手はクロスヒールホールドで是非お願いします（笑）。

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