2005-10-08 Sat
今更ですが「Gmail」とても便利ですね。POP受信もできますし、なんといってもスパムフィルターとして、猛烈優秀です。一時はメインのメーラーをGmailにしようかと思ったぐらいです。ただ、やはりメール作成はローカルのほうが馴染んでいるので、スパムフィルタ代わり、つまりGmail経由でPOP受信させたのですが、困ったことに2ヶ所でそのように使うと、一方でダウンロードしたものは、他方でダウンロードされず、面倒なことになりました。ということで、結局「GyazMail」に戻っています。
GyazMailもとても便利なのですが、Gmailを使った後はいくつか改善して欲しい点が出てきました。これは、GyazMailが悪いのではなくて、Gmailが今までに無かった機能をさらりと提供してくれたからだと思います。
まず、一番気に入ったのはフォルダで管理するのではなく、ラベルで管理する、という点です。最初ピンと来なかったのですが、使ってみて「はは〜ん」となりました。見た目はファルダの管理とさほど変わらないのですが、決定的に違うのは複数のラベルをつけられるということです。フォルダで管理する場合、あるメールが同時に複数のフォルダに存在する様な状態ですね。「i d e a * i d e a - The Inbox Makeoverですっきり」この記事を読んで以来、同じように管理しているのですが、この場合に複数のラベル付けができるとより管理しやすくなります。なんてバリバリ仕事をこなしている風ですが、管理するほどメールも仕事もありません…
あとは先程も書いた、スパムフィルタですね。かなり高精度です。さすが検索のGoogleといった感じですね。
上記2点は、まあ他のメーラーでもなんとかなるでしょう。複数のラベルに関してはちょっと面倒ですが、フォルダを階層化するとか、フォルダとラベル*1を併用するとか。スパムフィルタも「POPFile」とか無料のものから、有料のものまでいろいろありますし。でも、しばらく使っていて「他のメーラーにも絶対欲しい!」と思ったのは、スレッド表示です。
大抵のメーラーにもスレッド表示機能はありますが、その多くは件名をリスト表示のように階層化しているだけですが、Gmailは本文を一つのページにずらっと表示して、古いものは件名だけ表示して、本文はたたんでいます。よくあるBlogの「続きを読む」と同じようなかんじで。新しいものは初めから開かれています。これはブラウザを使用しているからできることなのかわかりませんが、ほんとに見やすいです。小さいモニタの場合はページスクロールが必要になりますが、クリックする回数が少ないということが、これほど快適な作業につながるとは思いませんでした。そういえば、ウェブサイトもあまり見に来てくれる人に対して、クリックを強制しない方が良いとされていますが、こういう体験があると納得できますね。
もう一つ重要なことを忘れてましたが、容量が2GB超あります。なんか一時期はログイン画面でリアルタイムに残量が増えていっていましたが、大きいことはいいことです。ということで、メールだけではなく、データのバックアップ用にもつかっています。WindowsやLinuxでは、直接ネットワークドライブのようにマウントできるソフトがあるそうですが、Macではメールに添付するスクリプトがあるのみでちょっと残念ですね。僕は大きいデータは分割して、添付しています。このとき、元のデータ名は日本語でも問題ありませんでしたが、添付する圧縮ファイルとか、分割ファイルに日本語名を使用していると、Gmailの画面で文字化けしていましたので、ファイル名は半角英数字にしましょう。
2005-10-08 Sat / Category - Web
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