2006-08-01 Tue

K-1 REVENGE 2006

テレビで観戦していたのですが、試合内容は…まあもうどうでもいいですよ。強いてあげれば、武蔵はおそろしく久しぶりにアグレッシブでよかったと思います。あの姿勢を保って闘い続けてくれたらおもしろくなりそうです。

まあとにかく、過去最高にひどい解説でしたね。

今まで谷川がテレビの解説で過剰なフォローをすることは、しょっぱい試合を盛り上げるためにいくらかは必要な事だろうと思ってました。しかし、昨日のボビーの試合、言うに事欠いて「反則は気にしなくていい」といった発言はしちゃいけないでしょう。言いいたいことはなんとなくわかる。ボビーの様な素人が細かい点を気にして動けなくなるよりは、自由にやった方がいい。それはわかる。けど、そんなレベルの奴をなんでリングに上げてんの? 意味がわからん。視聴率取るためだろうけど、これだけ格闘技の認知度が高まっている時に、レベル下げる試合を組んでどうする。こんな時こそ見ていて憧れるかっこいい試合を組むべきだろうが。

PRIDEもそうですが、そろそろしっかりとした団体になって欲しいですね。一興行団体ではなく。ランキング制度を作ってそれにそったファイトマネーや、試合順にしてほしいです。初心者にもある程度の実力がわかるでしょうし。チャンピオンと誰でも試合できるんではなくて、ちゃんとしたランカーじゃないと挑戦できないようにするとか。あと、ワンマッチばかりだから、意味ない因縁を考えたり、テレビ受けする試合ばかりになってんでしょ。ランキング戦とかを行えばもっとわかりやすいドラマができると思うんですが。

まあ、こういう思考は僕が元々RINGSファンだからかもしれませんけれど。とにかく、リングに上がるために必要な強さの証を、もっとはっきりとして欲しいですね。

しかしこの大会、アンディ・フグの七回忌興行だったんですよね。それなのにこんなしょっぱい内容の試合しか組めないなんて…ほんと悲しい。

2006-08-01 Tue / Category - Column

このページの先頭に戻る

Copyright 2006 - Heartfield