2004-06-10 Thu

木村剛さんが前田日明に影響をうけていたそうで

Blogをやっていて木村剛さんを知らない人はいないと思いますが、という言い方も変ですね。とても有名なかたです。「週刊!木村剛」は経済のこととかよく知らない僕でも、毎日チェックしています。わかりやすいですし、なるほどなぁ…、と思うこともいろいろ書かれていますし、なによりBlogを心底楽しんでおられるようで。そういうことから木村さんはとてもいい人であろう、と推察していましたが、やはりそれは間違いではありませんでした。

組織を飛び出して新団体を旗揚げした前田日明に決定的に影響を受ける

週刊!木村剛: PRIDEとプロレスと格闘技

なんと前田日明に影響を受けたと…ぼ、僕もですー!とまさか僕が木村さんにトラックバックをすることになろうとは。いや、すいません、トラックバックするほどの記事ではないのはもちろん承知してますが、最初で最後ということで。いつもよりトラックバックも少ないようですし…明日から一読者に戻りますので。

ということで前田日明ってすごいんですよ、本当に。木村さんの記事にも前田の魅力の基本は押さえています。評価されてしかるべきところを、きちんと書いてくれていてとてもとっても嬉しくなりました。是非読んでください。格闘技ってビジネスの観点から語られることってあまりなかったですが、ほんと先行ってました。石井館長なんて可能性のある選手を、こきこきのこきこきにこき使いまくって、演出や戦略はRINGSからパクパクパクって…佐竹もなんか本で書いてましたが、本当にそのとおりだといいたい。でも、そういのって考えた人間が誰よりもうまく実行出来るわけではないですからね。石井館長は、実行する能力と腕力があったということでしょう。

なんて愚痴は置いておいて、前田日明です。僕は中学生のころから心酔してましたね。いや、UWFから新日に戻ってきてなんかがんがん蹴りまくるかっこいいでかい日本人として、小学生から注目してました。

繰り返し「格闘王への挑戦」読みながら友人に様々な関節技を仕掛けましたし、「パワー・オブ・ドリーム」を読んでは、太宰治を読まねば、と思い(結局いまだに読めない)「誰のために生きるか—自分が強くなる人生論」「最強の自分をつくる—オーバー・ザ・レブ・リミット」なんて本を読んではニーチェだ、シュナイダーだーなんて焦っていたものです。もちろん田中正吾先生の「イノセントファイター 1&2」(すでに絶版…)も実家にあります。おまけに卒業アルバムの寄せ書きには第二次UWF旗揚げのあの名言(ニーチェからの引用)を書いたものです。ファイヤープロレスでは必ず冴刃明を使ってました。昔から影響受けやすかったんですね。マイッタマイッタ…

前田日明について語りたいことはたくさんありますが、まあ敵も多いので(笑 その理由もわかります)この辺にしておきます。

欠点の多い人であるのは間違いないでしょうが、誰しも欠点はあるわけで。当たり前ですが。

僕にとって前田日明は

魅力>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>欠点

ということなんだなぁ、というのが再確認出来ました。上記の本も今度実家から持って帰ることにします。

2004-06-10 Thu / Category - Column

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