花男
満塁ホームランのビリビリが伝わる物語

久しぶりに『花男』を読みました。もちろんうちの猫「花男」はこの作品から名前を頂きました。

いわゆる「ガリ勉」なだけでなく、ほんとに頭のいい茂男(小3)が、夏休みに突然父親の花男(30歳)と一緒に住むことになり、男として成長する物語。父親の花男は茂男がまだ小さい時に、プロ野球選手になるため家を出ていったものの、実際には草野球の助っ人をしながら、ヒーローインタビューの練習に励んでいるとんでもない男。エリート街道まっしぐらの茂男は完全に見下していて、親子の関係は成り立っていない、というよりも完全に逆転しているのです。とにかく、一緒に住むことになる2人には、「ハードボイルド」な日常が待っているのです。

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2004年07月03日(土)

読書 /

Text by pushman