レンジファインダーSW-600A(SNDWAY)
「とりあえず」なら十分な性能

持っていた方が便利だとわかっていても、ずっと持ちたくなかったレンジファインダー。単純に荷物が増えるのが嫌だし、見つけて双眼鏡で確認してレンジファインダーで距離を測って……なんてことしている間に逃げられてしまう気がする。やはり猟師なら獲物を見つけてしばらく観察して、「……距離は42〜3mだな」とクールに振る舞いたい。
しかし実際に猟場で距離を目測してみるとよくて10m刻みでしか考えられないし、50m以上になると「……遠いな」としか思わない。そんな判断では5.5mmのペレットで25〜30mmほどの頭を撃ち抜けないし、10m刻みの誤差は大きすぎる。ただでさえ射撃には不確定要素が多いので、道具一つで解決できる不確定要素なら取り除いておくべきだと考えを改め、渋々レンジファインダーを購入した。

レンジファインダー「SW-600A」
保体のボタンは2つだけ。操作も簡単。

以前購入した双眼鏡と同じく、光学機器の性能は値段に比例するので、まずは狩猟に必要な最低限の機能を考える。
最大測定距離は持っている銃次第だが、エースハンターなら100mもあれば十分だろう。お金をかけるなら精度に重きをおきたい。重さはもちろん軽ければ軽いほど良い。電池式のものが多いが、モバイルバッテリーを携帯しているのでUSBで充電できるものが便利。
条件を満たして最も安かったのが、この聞いたことのない「SNDWAY」というメーカー?ブランド?の「SW-600A」。

最大距離は600mなので十分すぎる。重さは300gを切っているので問題なし。スコープ調整のために行った射撃場で動作確認をしたが、問題なし。とりあえず使えないものではないとわかって一安心。

「SW-600A」の同梱物
箱は中国語だけなのでちょびっと不安になるが、日本語の説明書もある。他には充電用のUSBケーブルとタップ、専用ケースが付属。ケースはなかなかしっかりしている。

早速猟場に持っていったが獲物との距離を測る機会がなかったので、今まで撃った場所で確認。10m毎でしか考えていないから当たり前だが、目測のいい加減さに唖然。もっと早く買っておくべきだった。これがあれば中るというわけではないが、距離で悩むことがなくなるし、着弾点を確認できないぐらい外すことはないだろう。

大変便利で必要不可欠なものだとわかったので(値段的に厳しいのは承知の上で)、手振れ防止機能が欲しくなる。両手で覗けば問題ないが、片手で覗くと測定したいものに合わせるまで結構苦労する。獲物との距離を測っているということは、こちらも獲物に見つかっている可能性が高いので、これまで以上に隠密行動し、「どこから狙うか」「どこまで近づくか」が重要になると思う。

実際に獲物との距離を測定できていないが、エアライフル猟に必要なスペックは満たしており値段も安い。手振れ防止機能があるものは3〜4倍の値段なので、とりあえずはこれで十分だと思う。

「SW-600A」初期画面
電源を押すとこのような表示になる。字がぼやけたり見えない場合は接眼レンズ側のピントを調整する。
「SW-600A」測定画面
実際に測定した画面。少しピントが甘くて見えづらいが、一番上が角度。見下ろしているのでマイナスになっている。レティクルの下が直線距離。その下が高さ。この場合は下に70cmということだと思う。一番下が水平距離。実際は2.5mも離れていないので、近い場合は誤差が大きいのかもしれない。(最短測定距離は2m)

追記
この製品だからかわからないが、獲物で距離を測定するのは相当難しい。岸辺にいるならその岸辺付近を測定すればいいが、なにもない場合は自分を中心とした円で考えられるような空間認識力が必要になる。そしてそんな場面はわりと多い。
運良く測定できたとしても、水面の反射などで狂いが生じやすいので、やはり目測力は鍛え続ける必要があると思う。

レーザー距離計(600m)

いかにも「安物買いの銭失い」的な商品ですが、使えないことはありません。ただ、当然作りは荒いです。

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Text by pushman

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