ワイヤーネットでロッドスタンドを自作
安価で手軽に目的を達成

元々収集癖があるので気をつけていたつもりだったけれど、釣り道具が増えだした。渓流釣りのことを調べていただけなのに、気がつけばAmazonやナチュラムでロッドやルアーを検索している。特にロッドは「もう要らんやろ」と何度も自分に呆れるぐらい検索してしまう。幸か不幸かロッドに関する知識は無いので、グリップがコルクと木で作られていて、見た目が気に入ったら欲しくなる。10,000円を越えていたら、自分には縁がなかったと思って諦める。

そんなわけで持っているロッドのほとんどは数千円。2年前は1本も無かったロッドが、今では海釣り用も含めて13本もある。さすがにロッドケースには収まらなくなったので、部屋の隅っこに立てかけていたけれど、倒れそうで気が気でない。ロッドスタンドを探してみると、そこそこの値段だし大きい。壁掛け式は場所は取らないけど、落ちないか心配。

色々考えた結果、お店の入り口にある傘立てみたいなもので十分なのでは……と思った直後、自宅にあるワイヤーネットで代用できることに気がついた。

ワイヤーネットで自作したロッドスタンド
購入したのはかなり昔なので、ところどころビニールがハゲている。この日のために捨てなかったのかもしれないけれど、もう少し様子を見て問題なければ新品と交換するつもり。

引っ越しのたびに捨てようか迷い、でもやっぱり何かに使えそうだ……と思って捨てられなかったけれど、ようやく捨てなくてよかったと思えた。

側面もワイヤーネットにしようかと思ったけれど、部屋の隅にちょうど良い幅のスペースがあったので、つっかえ棒2本を使いその上にワイヤーネットを置いて、結束バンドで固定した。

自作ロッドスタンドにロッドを設置
大きなガイドがついているとちょっと抜き差しに手間取るので、もうちょっと大きな網目のものが欲しい。(これは4cm弱の正方形)

下の方は固定せず、スポンジを挟んで床から浮かせただけ。ロッドを差し込めば差し込むほど動きにくくなる。動きそうならワイヤーネットの四隅に支柱を立てれば大丈夫。

全てのロッド(14本)を差し込んでも余裕があるので、リールもぶら下げてみた。

自作ロッドスタンドにリールも設置
左からミッチェルの「300」「314」「408」。金色のが「レガリス LT2000S-XH」。小ぶりでかわいらしい「ゼブコ33Tマイクロゴールド」。奥には初めて購入したリール「ネクサーブ 2500S」。下に置いてるのは穴釣り用の「クラブデミ 20RL」。タイラバ用の「REDMAX船3」と「グラップラー BB 200HG」。ミッチェルのおかげで新たに欲しいと思うリールはない。

かっこいいとは思わないけれど、期待した以上の満足感がある。
見た目はめちゃめちゃ安っぽいけれど、実際お金がかかっていないのだから仕方がない。
やっぱりこういう工夫は、安くて簡単に目的を果たせることが重要だと思った。

What’s so bad about feeling good?

Update:

Text by pushman

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