2012-10-30 Tue

YouTubeの字幕ファイル作成方法

広く浅く色々な事に首を突っ込んできたので、「ちょっと手伝ってくださいな」とお手伝いを頼まれる事が多いです。最近断トツに多い頼まれ事は、ウェブサイトにまつわる色んな事。無料ブログのカスタマイズからYouTubeで公開する動画の編集、Ustream配信などなど、もはやウェブサイトの知識では無い知識がそこそこ必要な感じです。それだけウェブサイトでできる事が多くなってきている訳ですね。

広く浅くやってきて良かった(笑)。

最近はビリヤードの試合中継を手伝ったりしているのですが、やはりスコアを表示したい。
ということで、「ManyCam」を使ってスコア表示したりもしていますが、率直に言ってあまり使いやすくないし、表現力も乏しい…まあ無料なんであまり求めてもいけないのですが。

公開した動画をダウンロードし、編集ソフトでスコアをつけてもみたのですが、労力がかかり過ぎで次やろうとは思いませんでした。

そこで思い出したのがYouTubeの字幕機能。テストしてみると、テスト不要なぐらい簡単。おまけに観ている人がドラッグで任意の場所に字幕を移動できるし、スコアが不要な人は字幕機能をオフにするだけ。と良い事尽くめでした。

字幕を表示させると言っても特殊なソフトは不要です。テキストエディタで十分。ただ、文字コードはUTF-8がいいので、Macなら「mi」、Windowsなら「TeraPad」あたりがおすすめです。

新規ファイルを作成し、以下のフォーマット(srt)に沿ってテキストを書くだけ。

こんな感じで一つの字幕は3つの項目で構成されています。
最初は連番数字でこれはそんなに気にしなくても大丈夫。

次からが重要な時間と内容です。

2行目は字幕の表示時間。
「表示開始時間 --> 表示終了時間」
となり、その間字幕が表示されます。○時:○分:○秒,ミリ秒まで指定できます。
例の4番目と5番目の表示時間が被っていますが、その場合は後から表示したものが先に表示されているものの下に表示されます。

3行目以降が表示するテキスト。
次の字幕との間は必ず空白行を挟まなければなりません。

ここまでできたら拡張子を「srt」としてアップロード。なんじゃそりゃ?ってばあいは「txt」でもOKです。後はYouTubeの動画管理画面から「字幕」編集ページに移動し、保存したファイルをアップロードするだけです。
YouTubeのアノテーション機能を使って、「字幕機能をONにすればスコアが表示されます」と注意を促せば、埋め込み動画でもスコアの存在を知らせる事ができるのでおすすめです。

本格的な字幕を表示させるとなると、禁則処理やら色々気にかけないといけない気がしますが、ビリヤード等のスコア表示はこれだけ抑えておけばOKですね。

2012-10-30 Tue / Category - Web

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