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整形美女|姫野カオルコ

姫野カオルコさんの「整形美女」を読みました。読んでいて気付いたのですが、自分で思っている以上に好きな作家であることが判明しました。この人の作品で今まで読んだのは「ひと呼んでミツコ」「終業式」の2冊ですが、波長がとても合っています。僕の好きな作家は「同じようなものばかり書いている」という批判を受けがちな人が多く、確かにそういうとらえ方もあるなぁと思うのですが、姫野カオルコさんのこの3冊はどの作品も雰囲気が違う作品です。雰囲気、というよりも目線ですかね。「終業式」ではとても優しい目線を感じましたが今回の「整形美女」は厳しいというかとても冷静、冷徹な目線を感じました。

終業式|姫野カオルコ

先日、とある事情があって「ツァラトウストラはこう言った」を読もうと思い立ったのですが、数10ページであえなく断念…で、帰宅のお供を探しに古本屋へ。ぐっとくるものが一つもなく、かといって帰りの電車で妄想にふけるのもいやだったので、さっと目に入った知っている作家を選びました。それが、姫野カオルコ「終業式」でした。以前「ひと呼んでミツコ」を読んでかなり気に入っていたのですが、なかなか他の作品を読む機会がなく、今回ツァラトゥストラのおかげで読む機会を得ることが出来ました。

最初に書かれていますが、この物語の全ては登場する人々の手紙で語られます。主要な人物は高校3年生の3人。かな。色々出てきますが、基本は3人です。体育祭が終わった頃から始まるので、まあ秋ぐらいから20年後ぐらいまでのお話です。あ、名前を出すとネタばれ、とまではいきませんがいろいろ楽しみを奪いかねないので、伏せさせてもらいます。

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