Keyword "エッセイ" - 5 items

もし僕らのことばがウィスキーであったなら|村上春樹

二十歳を過ぎた頃(当たり前ですが…)、とある事情でワイルドターキーをストレートで飲む事にはまり、一人自宅で記憶を無くしたことがあります。それ以来ウィスキーを飲む事は止めましたが、おっさんと言われても文句が言えない年齢になった今でも、“大人”な飲み物という漠然とした憧れは持ち続けています。

美女と竹林|森見登美彦

久しぶりに僕の“お気に入り作家”となった森見登美彦さんですが、僕の方が年上なので「こんな若造の作品は今後読むまい。ハードカバーでは!」と誓いを立てています*1。そんなわけで、「美女と竹林」は書店で何度も立ち読みしてはニヤニヤし、何度も購入しようとしてはぐっとこらえていたのですが、やっと文庫版が出版されたので喜び勇んで購入してしまいました。

ぼくが猫語を話せるわけ|庄司薫

猫語を話したくなったので「ぼくが猫語を話せるわけ」を読みました。ところが猫語入門書でもなんでもなく、庄司薫さんとタンク・タンクローの日常をつづった猫エッセイでした。まあそんなことは何回も読んでいるからわかっていたんですが、これを読むと不思議と猫語を理解できる日も、そう遠くは無いなぁ、と思わせてくれる素敵なエッセイです。

狼なんかこわくない|庄司薫

薫くんシリーズは4作で終わりですが、庄司薫さんは3冊のエッセイを出版されています。「狼なんかこわくない」は2番目に出されたエッセイで、福田章二としてのデビューから10年間の沈黙の後、庄司薫としてデビューし、「赤頭巾ちゃん気をつけて」が芥川賞を受賞した際の騒動などをまじえた、自伝的エッセイと「若者」「青春」という薫くんシリーズの大きなテーマに対しる詳細な考察と、そこにいたる過程が書かれています。

遠い太鼓|村上春樹

僕はお風呂が嫌いだ。さっぱりするのはとても気持ちがいいのだけれど、とにかく退屈だからだ。頭や体を洗っているときに退屈は感じないが、一心不乱に体を洗っていて、ふと「何を必死になっているんだ?」と我に返る瞬間もすごくいやだ。

ということで、僕は湯船につかるときは必ず本を読むことにしている。そうすれば、退屈しないし、一心不乱に頭を洗うことも無くなる。いろいろ考えたくなるからだ。たまに切なくなってやり切れなくなることもあるから、作品選びは結構むずかしい。あまり重い作品や、初めて読む作品は、なかなか区切りをつけることが出来ないのであまり適していない。ということで、区切りもつけやすいし、さらっと読めるエッセイなんかがお風呂で読む本としてはぴったりだと思う。

最近はこつこつ村上春樹の「遠い太鼓」を読んでいた。(いったい何回目だろう?)

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