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マウス|アート・スピーゲルマン

以前読んだ「ナイン・インタビューズ」で、相当猛烈気になった「マウス」を読みました。物語の流れは知っていましたが、それから受けたいろんな感情は想像以上でした。

副題が「アウシュビッツを生きのびた父親の物語」とあるように、作者の父親が体験した第二次世界大戦を描いた物語です。息子である作者が父親にインタビューして、アウシュビッツで起きたこと、父親の生きてきた道のりを聞き出すのですが、そのインタビュー自体も物語として取り入れ、第二次世界大戦と現代を平行に描き、父と息子の関係も浮き彫りにしていきます。

また、人を全て動物に置き換えて、人種間の物語であることを明確にしながら、やはりその読み手をニヤリとさせる仕掛けがあり、書籍自体から受ける印象よりもずっと深く読みいってしまいました。

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