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アンネの日記|アンネ・フランク

14〜15歳の女の子が書いた日記を読みました。なんて書いてしまうと猛烈な背徳感に襲われてしまいますが、おそらく世界一他人に読まれた日記なので、僕に特別な問題がある訳ではないと思います。
たしか実家の本棚にもあったと思うんですが、読みたいと思ったことはありませんでした。この日記が書かれた状況だけを知っていたので、軽い気持ちで手に取ることができなかったんですね。

僕が想像していた「アンネの日記」は、隠れ家でナチスに見つかる事を恐れながらひっそりと暮らす、暗くて悲しい家族のお話でした。隠れ家生活のつらさ。戦争、ナチスに対する憎悪。そして最後は、今にもナチスに発見されるのではないかという不安、そして実際に踏み込まれたときの絶望。そんなものまで書かれていると思っていました。よく考えるまでもなく、そんな状況は書ける訳ないのですが。そして、15歳の女の子が書いた“日記”であるということがその悲劇性を増し、「戦争はもう二度と、絶対に起こしてはいけない」と思わされる、そういう本だと思っていました。

でも、全然そんな話とちゃいますね。

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