2005-01-14 Fri

ニセンヨンサマー|電気グルーヴ

年末に買っていたのですが、やっと見れました。電気のLiveとClip集「ニセンヨンサマー」。「ニセヨンサマ」にしようとしたら、レコード会社からNGがでたそうです。

ずっと電気大好きなんですが、なぜかライブに行ったことがありません。大昔のビデオ「ミノタウロス」「ケンタウロス(シミズケンタウロス付)」でしか見たことがありません。そうこうしているうちに、電気が活動を休止してしまい、繰り返し「ノモビデオ」を見ていたものです。ちなみに、野茂英雄さんにちゃんと許可を取っているそうです。

で、この「ニセンヨンサマー」ですが、まあもともと電気ファンしか買わないと思いますが、電気ファンではない人にはちょっとつらいかもしれません。もちろん、電気ファンは買って当然ですけど。Amazonのレビューのも書かれていますが、自宅の小さなモニタで見ていても、ノリノリにはなれません。あ、僕はノリノリになりましたけどね。「ちょっと気になる」「わりとっかっこいいよな」という程度の思いの人が見ても、ピエール瀧の役割について思いをはせることになってしまうでしょう。ただし、今回の瀧はかっこいいですよ。なんせ「セグウェイ」に乗って登場し、スキンヘッドで華麗なテクニックを披露します。ちなみに僕が初めてテレビで電気を見た時(N.O.でした)、瀧はにわとりでいっぱいの檻にはいって、サンドバックをどつきまわしていました。いや、ほんとおもしろかったです。

思いで話に花が咲いちゃいますが、なんというか「ニセンヨンサマー」は、いわばそういう人へのご褒美のような気がします。手を抜いているとかそういうんじゃないですけど、これを見た人が新たに電気のファンになるかというと、ちょっと疑問です。

普段はこんな感想なら、Blogに書こうと思わないのですが、さすが電気といいますか、Live 映像のおまけのように付いているClip集。これはいいです。電気グルーヴが神谷明にいきなり死刑宣告される「カフェ・ド・鬼(鬼と科学)」。弾けないギターを弾き続ける悲しい男の物語「弾けないギターを弾くんだぜ」。意味わかんないですが気持ち悪くておもしろい、いろんなアニメのパロディが登場する「Mr. Empty」。これらは見ていてわくわくします。

つうかもっとClip集を見たいのですが、他にないんですかね?「ノモビデオ」は何回見ても飽きません。「ピエール瀧の体操30歳」「Flashback J-pop カウントダウン」は何回見ても笑えます。

ということで、「ニセンヨンサマー」は電気ファンにはおすすめ。「ノモビデオ」は電気ファンはもちろん、電気に少し興味のある方にもおすすめです。とここまで書いて思い出したのですが、副音声で卓球と瀧の解説を聞けることを忘れていました。これが一番のお楽しみだったのに、なんで忘れているんだ、俺。これを聞いたら「ニセンヨンサマー」の評価が変わる予感です。あー早く笑いたい…

2005-01-14 Fri / Category - Music

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