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アンネの日記|アンネ・フランク

14〜15歳の女の子が書いた日記を読みました。なんて書いてしまうと猛烈な背徳感に襲われてしまいますが、おそらく世界一他人に読まれた日記なので、僕に特別な問題がある訳ではないと思います。
たしか実家の本棚にもあったと思うんですが、読みたいと思ったことはありませんでした。この日記が書かれた状況だけを知っていたので、軽い気持ちで手に取ることができなかったんですね。

僕が想像していた「アンネの日記」は、隠れ家でナチスに見つかる事を恐れながらひっそりと暮らす、暗くて悲しい家族のお話でした。隠れ家生活のつらさ。戦争、ナチスに対する憎悪。そして最後は、今にもナチスに発見されるのではないかという不安、そして実際に踏み込まれたときの絶望。そんなものまで書かれていると思っていました。よく考えるまでもなく、そんな状況は書ける訳ないのですが。そして、15歳の女の子が書いた“日記”であるということがその悲劇性を増し、「戦争はもう二度と、絶対に起こしてはいけない」と思わされる、そういう本だと思っていました。

でも、全然そんな話とちゃいますね。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら|村上春樹

二十歳を過ぎた頃(当たり前ですが…)、とある事情でワイルドターキーをストレートで飲む事にはまり、一人自宅で記憶を無くしたことがあります。それ以来ウィスキーを飲む事は止めましたが、おっさんと言われても文句が言えない年齢になった今でも、“大人”な飲み物という漠然とした憧れは持ち続けています。

美女と竹林|森見登美彦

久しぶりに僕の“お気に入り作家”となった森見登美彦さんですが、僕の方が年上なので「こんな若造の作品は今後読むまい。ハードカバーでは!」と誓いを立てています*1。そんなわけで、「美女と竹林」は書店で何度も立ち読みしてはニヤニヤし、何度も購入しようとしてはぐっとこらえていたのですが、やっと文庫版が出版されたので喜び勇んで購入してしまいました。

ふくちんれでい|色川武大

色川武大と阿佐田哲也。どちらが好きかと聞かれたら、迷わず阿佐田哲也と答えます。僕は色川作品をなかなか楽しく読めず、阿佐田作品ばかりを片っ端から読んでいました。しかし先日、ふと色川作品を読みたくなり、「ちくま日本文学全集(色川武大)」をパラパラめくっていると、あっという間にその世界にのめり込んでしまいました。歳を重ねて感じるようになれる事もあるんですねぇ…そして、出会いのタイミングって、人であれ物語であれ、とても重要なんだなと最近強く思います。

恋文の技術|森見登美彦

知人から“B本”と名付けられた、“おもしろかったが二度は読まない本”を定期的に頂くのですが、なにせ“B本”と宣言されている訳ですから、なかなか「読みたいな」という気持ちにはなりません。

読みたい本を読んでしまい、何かおもしろそうな本を探してみたものの、グッとくるものがない。そしてお金もない。そんな状況になってようやく「読んでみるか」という上から目線で数々のB本と向かい合うことになります。それでもなかなか「読みたいな」という気持ちにはならず、タイトルとあらすじを熟読してやっと一つの本を選ぶ事になります。選べない事も多々あります。

そのB本の中にあった森見登美彦さんの「四畳半神話大系」は、さくっと選ばれ、僕の中では“A本”、つまり“とてもおもしろく、所有していたい本”、“人に薦めて、貸し付けたい本”となりました。

ポートレイト・イン・ジャズ|村上春樹

最近くいだおれ太郎楽団の「Rose Room」ばかり聴いているんですが、この曲で最も有名な演奏はベニー・グッドマンとチャーリー・クリスチャンによるものらしいです。

確かに無茶苦茶気持ちがいいです。かっこいい。というわけで、先日「チャーリー・クリスチャン」のCDを聴いていたのですが、ふと村上春樹と和田誠の素晴らしい大人のための絵本、「ポートレイト・イン・ジャズ」にチャーリー・クリスチャンも載っていた事を思い出してしまい、仕事を忘れて本棚の前にしゃがみ込んで読み耽ってしまいました。

グレート・ギャツビー愛蔵版予約開始!

遂に出ますよ、春樹訳の「グレート・ギャツビー」が!

のだめ16巻からのお知らせ

シャーペン付きの「のだめカンタービレ 16巻 限定版」が届きました。相変わらず楽しい漫画ですね。来週からドラマも始まりますね。とにかく原作の雰囲気を壊さないでほしいです。まあどっちみち絶対に見ないからいいんですけどね。

で、16巻ですが、開封してしばらくおまけのシャーペンで遊んで、じっくりと読み進めていくと、そこには衝撃のお知らせが…!

少年カフカ|村上春樹と庄司薫

「村上春樹を、全作品で読み直す」というとても個人的な企画を3年ほど前に始めて、先日やっと「東京奇譚集」を読了しました。そして、全ての作品に新たな発見があり、静かに心を揺さぶられました。使っていなかった部分を使ったというたしかな感触が残り、久しぶりに自分と自分の大事な人達のことを考えました。
なんて具合にわりと簡単に自分の心情をさらけだすことについても、いろいろ考えました。それはまあ別の話ですが、とにかく、いい物語とは自分が置かれている状況を浮き彫りにする力があるのかなと思います。だからこそ読み直す度に深く頷けたり、はっと気付かされたりするんでしょうね。当初は全ての感想をBlogに書こうと思っていたのですが、とてもまとめられそうにないので、今は大事に暖めておこうと思います。

人間競馬|阿佐田哲也

生きていると何かにすがりつきたくなるときが必ずやって来ます。いくら頑張ったところで最善の結果を出してくれる保証なんてありませんからね。占いやジンクスなんてものがあるのも、最後の根拠無き自信を持つための手段なのでしょう。そうしたもの全てひっくるめて「運」だと思います。

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