化粧師|田中光敏
化粧師|田中光敏
- Author : pushman|Movie|2004-03-12 Fri 03:02
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必要に迫られて「化粧師」を見ました。
大正初期の東京を舞台した人間ドラマ。「もっと美しく、もっと輝きたい…」という、いつの世にも変わらぬ女性のあくなき願望をかなえ、心まで癒してくれる化粧師・小三馬。彼に関わる女性は、化粧によって力を与えられ、前向きに羽ばたいていく。
前評判もよかったのと、まず「見ないといけない」という状況があったので、割とダラダラと見ていたのですが、役者さんたちの安心感のある演技に引き込まれていきましたが、全体的な流れは、過去に何度も見たことのあるものでした。
主人公の男は無口で無愛想。周囲の人間は彼のことをさけているが、最後に本当は心優しい男ということがわかる…
よくある話ですし、納得できない個所が多々あります。まっさきに感じるのは、人の心の動きがちょっと早いんじゃないか? ということです。なんか「0 か 1 か」みたいな感じで、化粧前と化粧後で顔が変わるのはいいとして、自分の過ちを一瞬で認め、悔い改めて小三馬に感謝したり…もうちょっと細かい描写がないと、見ていて引っ掛かってしまいます。まあこれは 2 時間という枠に結構な数のエピソードを盛り込んでいるので、仕方がないですね。どれも微妙にからんでくるし。
また、いろんなサイトでネタバレしている小三馬の秘密ですが、別に隠す必要はないような気がします。でも、これのおかげで、映画的な仕掛けが盛り込まれ、より多くの楽しみを見つけることができ、多くの人に支持されているでしょうね。
というように、アラはたくさんある映画なんですが、そこを許せてしまう映画です。実際文句を言いつつももう一回見てもいいかなぁ、いや、もう一回みたいな、と思ったりします。そして結局「なんか好きな映画なんだよなぁ」という風に、味方したくなる映画です。
- 化粧師
東映:2002/11/21
価格:¥ 4,689(定価:¥ 5,460)
ユーズド価格:¥ 3,000
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