ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.2
山岸由花子・トニオ・トラサルディー・岸辺露伴

4部っぽい絵が表紙の『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.2』が発売されました。この絵はほんとにいいですねぇ。特に億泰が億泰っぽくで大好きです。
総集編Vol.2は康一くんに惹かれる危ない女生徒「山岸由花子」と、ジョジョ全シリーズを通じても屈指の人気キャラクターである「岸辺露伴」まで。由花子さんのエピソード辺りから1〜3部ではあまり描かれなかった「日常」が際立ってきます。特に「イタリア料理を食べに行こう」はタイトルからして顕著ですね。

岸辺露伴のエピソードではサーフィスの間田が康一くんと行動を共にします。敵が味方となって再登場するのはよくある展開ですが、ジョジョでは珍しい(間田は味方というわけでもないんですが)。しかし、4部は例外的にいろんなキャラクターがちらりと、時にはがっつりと再登場します。その都度見た目が大きく変わるのも見所です。

総集編でじっくり読み直すと、やはり4部は他の部と比べてかなり色が違うと思います。日常の事件が主軸になることも一つですが、おそらく一番の理由は群像劇であることでしょうか。今まで突出して強かった「ジョジョ」ですが、4部のジョジョはちょっとお調子者の高校生ということもあり、圧倒的な強さを感じません。それがまた大きな魅力の一つです。

群像劇の中心となるキャラクターが出揃う総集編Vol.2を片手にアニメ放送を観て、原作との違いを楽しみながらVol.3を待ちたいと思います。

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.2

ずーっと疲れ目なので、トニオさんのお店のお水を飲みたいです。

What’s so bad about feeling good?

Update:

Text by pushman

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